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続:Hard Errorで起動しないPCをUbuntuで甦らす

続:ハードエラー(Hard Error)で起動しないPCをLinux-Ubuntuで甦らす   総目次はこちら
   古いDynabookへUbuntu9.04インストール 起動時間(ブラック画面)が長い
   セーフグラフィックモード起動後のモニター解像度の設定変更(古いDynabook)


前編からの続きです。…前編は こちら
前編では「STOP:c000021a Unknown Hard Error」となって起動できない原因と,故障PCからLinux-UbuntuのCDを使ってデータを救済するところまで書き,良品のHDDが入手できたらと締めくくりました。
HDDの中古品が入手できたので続編を再開します。

入手できたHDD(IDE 40GB)は良品とは言えませんが,取り外すまで動いていたという代物です。
早速に再フォーマットをして,故障中のノートPCへ取り付けました。ノートPCの仕様を再掲します。
 ・品名:Toshiba dynabook Satellite T20 140C/5(2005年製
 ・OS:Windows XP Professional
 ・CPU:Celeron M (1.40GHz
 ・RAM:PC2-3200 DDR2 SDRAM 256MB ×2枚
 ・HDD:40GB(Ultra ATA100)
 ・液晶画面:15型 XGA TFT 1,024×768
 ・Graphics Accelerator: Intel 910GML


交換した良品の?HDDへUbuntu9.04をインストールします。インストールは難しくなく,画面の案内に従って進めばOKです。
言語の選択は「日本」を,タイムゾーンは「Tokyo」を,キーボードの選択は「Japan」をと進みます。
ディスクの準備画面は,今回は再フォーマットしたHDDなので「ディスク全体を使用する」を選択しました。
アカウントの設定画面に名前などを入れて進みます。インストールが始まりました。良品?のHDDからカリカリとやや大きな音がするので気になりましたが,停止することなくインストールが終了しました。

インストールが終了したので,CDを取り出して,Ubuntu9.04をHDDから起動させます。
起動画面が表れたのですが,黒い画面(ブラックスクリーン)となって先へ進みません。HDDは良品でなかったのかな~と思いながらそのまま待っていたら(放置していたら)5~6分ほど経過してUbuntu9.04のデスクトップ画面が表示されました。デスクトップ画面を操作してみたら,全ての動作が非常に遅く変な状態です。
インストールの失敗なのかなと思い,インストールしなおしてみましたが同じ症状です。

暗礁に乗り上げた感じとなり,私と同じような症状に遭遇した書き込みはないかとネットを検索したら,ヒントになる記事がありました。
私が遭遇したブラック画面が長い症状は,DynabookのモニターのビデオチップセットとUbuntu9.04のものが合っていない時に発生する現象のようです(Intel 910 Graphics Acceleratortとの相性が悪いのかな?)。

このような症状が生じた場合は,インストール時に「F4キー」を押して「セーフグラフィックモード」を選択してインストールを実施すれば,起動時の黒い画面(ブラックスクリーン)が長い症状は発生しないとの記事がありました。
ubuntu起動画面F4キー
「セーフグラフィックモード」を選択してインストールしたら,短い時間で起動するようになりました。ですが,モニターの解像度が今一つです。
Ubuntu9.04のデスクトップ画面の「システム」→設定→ディスプレイと開くと解像度が800×600となっています。このPCの液晶モニターに合わせて1024×768に設定したくとも,解像度の選択に1024×768がありません。モニターの解像度が悪い原因はここが合っていない事が原因と思います。(セーフグラフィックモードとはWindowsのセーフモードのように起動に必要な機能のみでインストールする機能かな~と思います。)

では,どのようにして解像度を1024×768へ変更するか,再び,ネットで類似の書き込みがないか調べてみました。ネットの書き込みをみて,あれこれトライしましたが解決できないまま数日経過しました。数日後,Dynabook使用時のモニター設定方法の記事(次のURL)が見つかりました。
http://d.hatena.ne.jp/ike-dai/20090405
http://ti2.jugem.jp/?eid=733 
 
この記事を見て,dynabookのモニター設定とスクリーン設定をしました。
【設定方法】
(1) Ubuntu9.04デスクトップ画面→「アプリケーション」→「アクセサリ」→「端末」と開きます。
(2) $プロントの右へ sudo gedit /etc/X11/xorg.conf を入力し,Enterを押す。
(3) ログインする時のパスワードを入力します。
(4) xorg.confの内容が表示されたら,その中のSection"Monitor"とSection"Screen"の箇所を以下のように修正します。


Section "Monitor"
   Identifier      "Configured Monitor"
   Vendorname    "Generic LCD Display"
   Modelname     "LCD Panel 1024x768"
   Horizsync      31.5-48.0
EndSection

Section "Screen"
   Identifier      "Default Screen"
   Monitor       "Configured Monitor"
   Device        "Configured Video Device"
   DefaultDepth    24
   SubSection    "Display"
       Depth    24
       Modes    "1024x768" "800x600" "720x400" "640x480"
   EndSubSection
EndSection

以上の修正を確認し,「保存」をして画面を閉じます。
再起動して,デスクトップ画面の「システム」→設定→ディスプレイと開き,解像度で1024×768が選択できればOKです(1024×768が選択されて起動すると思います)。

起動途中で横に乱れた画面が一瞬でるので,どこか設定追加が必要かもしれませんが,このDynabookの解像度に合わせることができたので先ずは「よし」としました。

Ubuntu9.04を操作してみました。CPU:Celeron M 1.40GHzの性能ですが,WindowsXPよりもサクサク動きます(細部までは未確認です)。「ハードエラー(Hard Error)で起動しなかったPC」がLinux-Ubuntuで甦りました。

以上は Toshiba dynabook Satellite T20 140C/5 へUbuntu9.04を入れた場合の情報です。他のDynabookへUbuntu10等をインストールした場合の情報は次のURL「東芝Linux情報のページ(Linux Information for TOSHIBA PC)」が参考になるかもしれません。
東芝Linux情報のページ(Linux Information for TOSHIBA PC)」は こちら

次は Ubuntu9.04でよみがえったPCのインターネット接続設定です。
Ubuntu9.04のインターネット接続設定は こちら

前編「ハードエラーで起動しないPCをUbuntuで甦らす」は こちら

総目次へもどるは こちら

  1. 2012/04/24(火) 13:48:12|
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