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PC-LL750SG 再セットアップは非AFTのHDDでないと完了しない

NEC Lavie LL750/S(LL750SG)再セットアップで「セットアップを完了できませんでした」となる原因
                          (HDDがAFTか非AFTを調べるは文中をご覧ください)
                                           総目次へもどるは ⇒ こちら

【セットアップを完了できませんでした。添付マニュアルの「再セットアップする(Cドライブのみ)」の手順を参考にして,再セットアップしてください。または,パソコンのトラブルに関して,NEC121コンタクトセンター(0120-977-121)に,ご相談ください。】と表示が出る原因

知人から,起動しなくなったとNECノートPC-LL750SG(Windows Vista)が持ち込まれました。
セーフモードでもダメなので,KNOPPIX_CDで起動させてHDDのSMRT情報を調べたら,セクター不良が多く発生している状態でした。このPCは2008~2009年頃の製品なので,そろそろHDD故障が起きても不思議はありません。(SMRT情報は,他のPCの外付けHDDとし,CrystalDiskInfo等で調べる方法もあります)
        参考:KNOPPIX_CDで起動しないPCのSMART値を調べるは  ⇒ こちら 

既設HDDは320GB(Fujitsu MHZ2320BH)でした。新HDDとして500GB(Toshiba MQ01ABD050)を装着し,再セットアップディスクでリカバリー作業を開始しました。(再セットアップディスクが無かったのでネットで1500円で購入した。詳しくは文末参照)
同ディスクで起動すると下の画面が表示されるので「再セットアップ」を選択しEnterキーで進めます。
          (すべての画像はクリックで拡大します)
     1_vista再セットアップ
次の画面は「Cドライブのみ再セットアップ」を選択して進めます。その後は画面指示に従って同ディスクを入れ替えます。
     2_.jpg
次は,作業の最終段階の画面です。
     3_.jpg
上の画面の青色バーが100%になったので「完了」かなと思った直後に,
  【セットアップを完了できませんでした。添付マニュアルの「再セットアップする(Cドライブ
   のみ)」の手順を参考にして,再セットアップしてください。または,パソコンのトラブルに
   関して,NEC121コンタクトセンター(0120-977-121)に,ご相談ください。】

・・・の画面が表示されました(下図)。
     4_.jpg

「作業手順の誤りかな」と,画面の選択を「ハードディスクを購入時の状態に戻して再セットアップ」などに変更してトライしても結果は同じでした。
上の画面にある「NECコンタクトセンター」へ相談しても,自分でHDDを交換した場合はメーカ保証外なので何も教えてくれません。

既設HDD(Fujitsu MHZ2320BH)と新HDD(Toshiba MQ01ABD050)の違いを調べてみました。新しいHDDにはAFT規格のラベルが張られていいます(下図の赤矢印)。
       AFTラベル
既設HDD(Fujitsu MHZ2320BH)にはAFTのラベルや表示がありません。 2011年からAFT(Advanced Format Technology)の技術を採用したHDDが増えたが,それ以前のHDDはAFT規格でないものが多いとわかりました。
Windows Vistaなどの古いOSで作成された再セットアップディスクは非AFTに対応したものなのに,最近のAFT規格のHDDへ再セットアップをしていたのです。

手持ちの非AFTのHDD(Seagate ST120822AS)を装着して再セットアップを実施したら,正常に終了し,LL750SGは通常起動できました。全ての機能が問題なく動きます。
非AFT時代のWindows OSで作られた再セットアップ(リカバリー)ディスクを,セクター管理が異なるAFT_HDDへリカバリーさせようとしたことで何らかの問題が生じていたのでしょう。
Windows OSが古い場合は,既存HDDが非AFTであれば交換品も非AFTを使用するのが無難です。
非AFTのHDDを探すには  ⇒こちら が参考になります。

手持ちのHDDがAFTか非AFTか確認する方法(その2)
(1) 「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロント」→右クリックで管理者と実行。
(2) 「コマンドプロンプト」画面に次のコマンドを入力してEnter-Key。
             fsutil fsinfo ntfsinfo C:
      外付にしたHDDを調べる時は,C: を D: あるいは E: とする。
(3) 次の画面が表示される。「物理セクターあたりのバイト数」が4096であればAFTです。
           (すべての画像はクリックで拡大します)
     AFTは4096


【以下は,何とかAFT_HDDで動かしたくチャレンジした記録です。】
VistaのWindows Updateを完了させたら最終的にWindows Vista SP2の状態となったので,この状態ならAFTのHDDへクローンとしてコピーすれば動くのではと考えて,新HDD( MQ01ABD050)へクローンコピーをしました。
下図はクローンコピーしている写真です。
     5_.jpg

結果,AFTのHDD(MQ01ABD050)でLL750SGが動きました。特に支障なく動作をしますが,Windows Updateができません。下図のように「現在サービスが実行されていないため,Windows Update で更新プログラムを確認できません・・・」と表示されるのです。
     6_.jpg

ネットで調べたら,非AFTからAFTへ取替えるとWindows Updateができない症状が発生すると発表されていました。これを解決すべくhakushon_daimao1さんのページ ( http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n240242 )を参考にチャレンジしてみました。
【チャレンジ1】
最初に,net stop wuauserv から始まる10行のバッチファイルをあてる方法を試みましたが解決できませんでした。
パッチ中の間だけ表示される画面にある部分がOKとなっていない文字が表示されましたが,同画面がすぐ消えるので何がOKでないのか不明でした。
【チャレンジ2】
次いで,Intelのドライバー「インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジー」をインストールする方法を試みたら,PCの動作が全体的に遅くなるなどの症状が発生しました。

結局,2つの手法でも解決できませんでした。現在,非AFTのHDDでリカバリーできていて支障なく動作しているので,AFTのHDDへの交換はもう少し調べてチャレンジすることにします。

ここまでのまとめ:
LL750SGのように古いVista PCは,今後長く使用するとは思われないので,非AFTの程度の良い中古HDDを入手して再セットアップするのが楽です。中古品は故障が心配なので定期的にSMART情報を調べ,劣化の症状が出る前に別の中古品へクローンコピーをして継続使用する方法でも良いのではとも思います。


参考:再セットアップディスク(リカバリーディスク)は、各メーカとも系列の正規代理店から購入できます。 この正規品は相応の料金がかかります。今回は修理代を安くするためネットで安価品を購入しました。 
 その方法:「リカバリディスク 楽天オークション」でネット検索し、リカバリディスクが出品されている画面を全てスクロールするか、類似品の出品画面を開いて「出品中の商品一覧」を表示させると求める機種のものが見つかると思います。



総目次へもどるは ⇒ こちら

  1. 2015/01/03(土) 22:00:51|
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