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iPod nano 6世代のスリープボタン(電源ボタン)の故障修理

iPod nano 6世代のスリープボタン(電源ボタン)の故障修理
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iPod nano のスリープ(電源)ボタンを押すと,「コチ」と感触がして電電ON/OFFができていたのに,「コチ」の感触がなくなり,ボタンが少し陥没してON/OFFができなくなりました。 
Apple Store ジーニアスへ相談したら,有償で修理が可能との返事でしたが,音楽データはすべて消えるとのこと(故障品を修理せず動作品と交換になる?)。  iPod nanoからiTunes側へ曲データを一時的に退避し,修理後に iPod nanoへ戻すことができるのではと相談したら,iPod nanoはできないとのこと。

何かのツールを使用すれば「一時的に退避し,再び iPod nanoへ戻せるのでは」とネット検索していたら,「柏のデカ」さんのページに修理体験記が掲載されていました。
「柏のデカ」さんのページはこちら ⇒ http://ameblo.jp/deca0103/entry-11335557647.html

これを見て,自分で修理にトライしてみることにしました。
02_iPod nano
 左の写真は iPod nanoです。
 楕円がスリープボタンです。
 (電源ON・OFFボタン)

    (すべての写真はクリックで拡大できます)
10_DSC01033.jpg
 修理用の道具です。
 中央の灰色のドライバー
 はメガネのネジ締め用の
 ものです。

 右のカラフルなものは
 安物のセロテープです。

 中央の白い板は接着剤の
 ヘラ板です。

11_カード
 左も道具として使用する
 カードです。
 薄くて強そうなポイントカードと
 右の周辺が薄い医院のカード
 を用意しました。

12_カードを削る
 ポイントカードの片側を
 斜めに削っておきます。

 サンドペーパを広げ,カード
 を斜めにして動かせば
 削れます。

 きめの細かいコンクリートの
 表面を斜めに動かしても
 削れます。

カードを削る


 左の上は削る前のもの。
 下は削った後のイメージ図です。

13_ピック2
  左は,ギターのピックです。
  「柏のデカ」さんのページでは
  ポイントカードでなくピックを
  使用していました。


 ここからが修理作業です
14_歯冠ブラシ
 歯間ブラシを右上角から
 少しずつ入れます。

 入れる深さは写真へ
 書き込んだ細い白線
 までです。

 白線より内側には
 液晶のバックライト
 があるので,深く
 入れないようにします。

16_薄いカードを挿入
 クリニックのカードの薄い
 部分を右上から左上へ
 少しずつ挿入します。
 右側と下側も同様に
 挿入して接着部分を
 切り離します。

 深さは白点線までです。
 
 左側にはカードを挿入
 してはいけません。
 液晶とIC間のフラット
 ケーブルに傷をつける
 虞があります。



18_カード挿入2
 次いでポイントカードを
 上側、右側、下側へ挿入
 します。
 左側は挿入しません。
 深さは矢印までです。

 この作業は少しずつ
 時間をかけて挿入します。
 急ぐと,液晶画面にクラック
 が生ずる場合があります。
 

       (すべての写真はクリックで拡大できます)
22_DSC01024.jpg
 右側へカードを差し込み
 時間をかけてゆっくりと
 液晶画面をはがします。

 バックライトやフレキシ
 ブルフラットケーブルが
 有ることがわかります。
 2つのネジを外します。

24_DSC01025.jpg
 金属板をはずすと、
 バッテリーが出て
 きました。

 右の茶色の棒は
 メガネ用の小さな
 ドライバーです。

 左の金属板が
 鏡のように反射
 しています。

26_DSC01026.jpg バッテリーは
 両面テープで
 底面へ張り付け
 られています。

 塗料のヘラで,
 時間をかけて
 少しずつゆっくり
 とはがします。

 ヘラがない時は
 カードを切って
 利用してもOKです。

       (すべての写真はクリックで拡大できます)
28_DSC01027.jpg 左の①②③の上の
 ゴム状の接着剤をはがし、
 ネジ①~④をはずします。
 
 スイッチへのFFC
 配線を保護している
 黒い膜を⑤の隅の
 部分から左へ向けて
 はがします。

 黒い幕の内側には
 薄いFFC配線がある
 ので,傷をつけないように
 注意
が必要です。
 ⑦は外した接着剤です
 修理後の接着に利用
 できます。

       (すべての写真はクリックで拡大できます)
30_DSC01029.jpg 
 ネジ④の右下から
 スイッチ部分が
 出てきました。

 矢印の黒丸の
 部品が中央から
 外れていました。

32_DSC01030.jpg
 黒丸の部品は
 直径0.8mm
 厚さ0.4mm
 程度のものです。

 紛失すると、
 見つからないので
 セロテープに貼り
 付けます。

       (すべての写真はクリックで拡大できます)
34_DSC01031.jpg
 貼り付けた
 セロテープの
 周辺を切り、
 接着剤を薄く
 塗ってスイッチ
 中央部へ貼り
 付けます。
     セロテープの切り方が下手ですね。,小さすぎて丸く切るのは難しいです。
     黒丸ポッチが見つからない時は,0.5mm厚程度のビニール板を丸く切って利用します。

スイッチの丸ポッチが中央に接着されたことを確認して,iPod nanoを組み立てました。
修理前に電池は充電しておいたのですが、iPod nanoが正常に起動しません。
画面に「iTunesに接続するように」と表示されたので、iTunesに接続したら「工場出荷時の状態へ初期化します」と表示が出てあわてました。
iPod nanoの中の曲データが消えては,せっかくの苦労が水の泡になるので,iPod nanoをパソコンから外し,「スリープ(電源)ボタン」と「-」ボタンを長く押してリセットしてみました。
リセット後、電源ボタンを押したら正常に起動しました。
曲データもすべて残っていいました。
     
36_.jpg

修理後、液晶画面と本体に残っていた接着剤で接着しています。接着剤の隙間からバックライトの光が見えますが,再度,修理することもあるかもしれないので,当面ゆるい接着の状態のまま使用しています。

修理は細心の注意をしながら実行しないと,液晶画面にクラックが入ったり,ボタン裏のFFC配線を切ったりする可能性があります。今回の手順で,すべてのiPod nano のボタン修理ができるかどうかわかりません。実行する方は自己責任でトライしてください。


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  1. 2014/11/16(日) 20:11:04|
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