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ACRON 15S 21MHzトランシーバー

ACRON 15S 21MHzトランシーバー

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21MHzトランシーバーACRON 15Sです。
Belcom Liner 15Bと同様に7.8015KHzのクリスタルフイルターを使用したシングルコンバージョン21MHzSSBトランシーバーです。 (当時,洗濯洗剤アクロンが有名だったので,洗剤メーカが製造したのかと思った)
                     Belcom Liner 15Bの方式図は ⇒ こちら
Liner 15Bと異なる点は,21MHz帯へ変換するための局部発振部です。
ACRON 15SはPLL方式で局部発振周波数を作る回路設計がされていました。

次の写真はACRON 15Sの前面です。
右の3つで100KHz,10KHz,5KHzの切替をします。5KHz以下はVXOでカバーします。
          (写真はクリックで拡大できます)
   DSC00765.jpg

下の写真は裏面です。画面を拡大すると銘板に「㈱矢本日新 宮城県桃生郡矢本町」となっている。現在の東松島市と思われる。
          (写真はクリックで拡大できます)
   DSC00764.jpg

下の写真の左は,最小周波(21.100MHz),右は最高周波数(21.440MHz)を表示している。VXOによって±5KHz周波数変化ができるので,21.095~21.445の範囲をカバーできる。
          (写真はクリックで拡大できます)
   DSC00771.jpg    DSC00770.jpg


下の写真は内部です。左上の遮蔽板で囲まれた部分がPLL部,右のアルミ板に締めつけられている半導体が送信電力増幅用の2SC1307です。21MHzのSSB出力はPEP10W程度と考えられる。
          (写真はクリックで拡大できます)
DSC00773.jpg

ACRON 15SはPLL方式を採用するなど,Liner 15Bより進んだ設計になっているが,PLL周波数切替部の配線が多く,スマートなモノづくりには見えない。
写真の右上から左下への赤色線が電源の主配線である。こんなに細い線で電源線を配線するなどアマチュアの実験機よりひどい。このようなモノづくりなのでアマチュアから「良くできている」との評価を受けたとは思えない。
メーカ㈱矢本日新がその後どのようになったのかわからない。
この個体はPLL部に不具合があり,21MHzから7.8MHzへ,また7.8MHzのSSB信号を21MHzへ変換することができない。後日,暇な時に修理を試みることにし,お蔵入りとした。


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  1. 2014/08/15(金) 15:14:29|
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