fc2ブログ

皆空の中で...

Windows updateの更新が失敗_原因はBITS破損(Windows XP)

Windows updateの更新プログラムの確認の後,更新が失敗する時の対処_BITSを修復(Windows XP)
                                             総目次へもどるは ⇒ こちら

   「このコンピュータに該当する更新プログラムを確認しています」 が終わらない場合は ⇒ こちら
   このページはXPのWindows updateで更新プログラムのダウンロードが失敗する原因と解決方法です。
        各ページはブラウザGoogle Chromeで開いた場合を想定して編集しています。
         Internet Explorerでは改行位置のずれ等が生ずる場合があります。

 
Windows XPでのWindows updateで「このコンピュータに該当する更新プログラムを確認しています」は終了したが,その後のダウンロードとインストール動作で失敗(下図)が発生する問題の原因の1つに,BITS(Background Intelligent Transfer Service)が壊れた(破損)可能性があります。
                           (すべての図はクリックで拡大します)
     50_Windows Update失敗

ここから先の修復操作はレジストリの書換えなどが伴います。ミスをするとPCが動かなくなる虞があります。
実行する場合は,それを承知の上で取組んでください(重要なデータなどは外部メモリへ退避して行ってください)。


コントロールパネルで「管理ツール」→「サービス」と開きます。サービスの中に BITS(Background Intelligent Transfer Service)が有るか,破損していないかを確認します。
                         (すべての図はクリックで拡大します)
     51_BITSを確認する


BITSが見つかった場合は,Background Intelligent Transfer Serviceを右クリックしてプロパティを開きます。
プロパティの「サービス名」,「表示名」,「説明」が下図のようになっているか確認します。下図と異なる文字が入っていた場合はBITSが破損しています(表示名の枠が %qmgr.dll などへ書き換えられているかもしれません)。
     51_BITSのプロパティの中身

BITSが何故破損したのか明確なことは言えませんが,複数のXPで,同じ頃ににBITSの破損が発生しているので,もしかしたらその頃公開されたWindows updateに不具合が潜んでいて破損したのかもしれません。

BITS(Background Intelligent Transfer Service)が破損したままではWindows updateができないので,修復できないか調べてみました。

Microsoft Windows Update Web サイト, Microsoft Update Web サイトから「更新プログラムをダウンロードしようとすると、エラー メッセージが表示されます」で検索すると修復手順がみつかりました。
     Microsoft Supportによる修復手順の説明は ⇒ こちら http://support.microsoft.com/kb/916251/ja

修復手順の画面の説明文の中のカッコの範囲(下図の方法Ⅰから方法2まで)をマウスで選択コピーし,メモ帳へ貼り付け,修復作業用のテキスト形式メモを作ります。(修復作業用のテキスト画面は,下図でなく,microsoftサポートの実画面の文字部分をコピーしてメモ帳へ貼り付けて作成します)
     53_Microsoftの説明画面

Microsoft Supportの修復手順での作業は,レジストリの書換えなので,1ステップ毎に確認し間違いないように進めます。

修復手順における「regsvr32 qmgr.dllと入力し」などの作業は,貼り付けておいたメモ帳から regsvr32 qmgr.dll をコピーして貼り付けます(手で打込むよりミスが少ない)。

手順番号4で入力するコマンドは2行で記載されていますが,%windir%\System32\rundll32.exe……%windir%\inf\qmgr.inf まで1つの連続コマンドです。

手順番号7で入力するコマンドも,Reg add HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\BITS…… %windir%\System32\qmgr.dll まで1つの連続コマンドです。

「allusers profile %\Application Data\Microsoft\Network\Downloader フォルダーを削除します」はフォルダーオプションで「すべてのフォルダーを表示する」にチェックしないと,フォルダーが見つかりません。
この方法で,2台のXPのBITSを修復し,2台ともWindows updateがスムースに実行できる状態に回復しました。

Microsoft Supportの修復手順は英文を機械で翻訳したものなので日本語としてわかりにくい表現があります。
英文の原文で確認したほうが良いでしょう。 原文は ⇒ こちら http://support.microsoft.com/kb/916251/en-us

以上はMicrosoft Supportが示す手順であり,いかなる損害が生じたても,当方は責任を負いません。

     「このコンピュータに該当する更新プログラムを確認しています」 が終わらないは ⇒ こちら


     総目次へもどるは ⇒ こちら


  1. 2014/01/10(金) 16:40:27|
  2. パソコン Windows
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<Dell Dimension C521が起動しない原因と修理(BIOS設定) | ホーム | Windows XPで,Windows updateの確認が終わらない>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://take103.blog.fc2.com/tb.php/155-2d72ec3e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)