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Old Mac SE/30をATX電源で動かす【電源編-2】

【Old Mac SE/30 をATX電源で駆動】---【電源編-2】
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前回のブログ「Macintosh SE/30 故障(電源編-1)」の続きです。
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         ・・・SE/30純正電源を修理【電源編-3】は こちら


SE/30内臓の電源ユニットの不良部品の探索に時間がかかりそうなので,外部からの電源でSE/30の動作試験をしました(文末に耳寄りな情報あり)
次の写真はアナログボードの電源コネクタ裏側付近のパターンです。
写真の黒文字の電圧が正常でない場合は電源ユニットの故障です。
         (写真はクリックで拡大します)
     SE30AB裏

このコネクタ裏側の黒文字表示のパターンへ,外部から5V,+12V,-12Vを接続します。
電流容量は次の容量以上が必要です(SE/30電源の銘板の電流容量です)。
        (写真はクリックで拡大します) 
     SE30電源BOX銘盤

下はATX電源からの電源線をSE/30のアナログボードへ半田付けした写真です。
下右は拡大写真です。+12Vは別々に配線せず同一の線で接続しました。
COM(アース側)は電流が多くなるので線2本を使用しました。
当然ですがSE/30電源からのコネクタは抜いておきます。
        (写真はクリックで拡大します)
     ATX電源から給電 ATX電源から配線

ATX電源の出力電圧は線の色で指定されています。
下はATX電源の出力コネクタ部の線の色と電圧です。同じ色の線が複数あるのは電流が大きいためです。
ATX電源は電源を挿し込んだままでは動作しません。緑色の線(PS-ON)を黒線(COM)と接続すると電源が起動します。
下の右は緑線と黒線の途中から仮スイッチへ引き出した写真です。実験の場合はワニグチクリップで接続しても良いでしょう。
        (写真はクリックで拡大します)
     電源ピンアサイン 起動線の引き出し

ATX電源からSE/30への配線に誤りがないか再度の確認をします(配線に誤りがあると,SE/30の基板のICなどが一瞬に壊れる)。アナログボードからロジックボードへのコネクタがきっちりと挿し込まれているか,CRTのソケットがしっかりと挿し込まれているかを確認してATXの電源をONにしました。
     (アナログボードのみではCRTが起動されないのでロジックボードの接続が必要です)

「ニコニコMac」が現れることを期待していましたが,「シマシマMac」の画面が現れました。
前回は,何にも現れず真っ暗な画面のままだったのですから,シマシマMac画面でも前進です。(CRTのフィラメントが赤く点灯していない場合,「シマシマMac」画面も現れない場合は,ロジックボードの完全な不良かアナログボードの不良です。)

シマシマMac画面の原因としてロジックボードの電解コンデンサの不良が有名です。
電解コンデンサの交換のために部品入手中です。
          (写真はクリックで拡大します)
     SE30シマシマ SE30縞々3

今回の実験で,たまたま使用した小型ATX電源がSE/30電源と同サイズであることに気づきました。
下は並べての写真です。このATX電源をSE/30へ入れてみると下右の写真のように入ります。
        (写真はクリックで拡大します)
     SE30と小型ATX電源比較 SE30へATX電源2

以上でお分かりかと思いますが「耳寄りなお知らせ」です。
SE/30をお持ちの方は,DellのPCで使用されていたATX電源「Model: HP-L161NF3P」の出物を見つけたら確保しておくことです。5V,12Vの出力電流もSE/30電源より大きく余裕があり,SE/30の中へおさまるサイズですから。安価で最強のSE/30電源となるでしょう。
(写真はクリックで拡大します)

左はDell電源 HP-L161NF3P の外観, 右側は 銘版
     Dell電源1 Dell ATX電源1



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  1. 2011/11/27(日) 11:56:51|
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