皆空の中で...

Ubuntu9.04(Linux)でのインターネット接続設定

Ubuntu9.04(Linux)でのインターネット接続設定     総目次はこちら

Hard Errorで起動できなかった瀕死のdynabook Satellite T20がLinux-Ubuntu9.04でよみがえったのでインターネット接続設定をします。
……前編 「ハードエラーで起動しないPCをUbuntuで甦らす」は こちら
……続編 「続:ハードエラーで起動しないPCをLinux-Ubuntuで甦らす」は こちら

以下はルーターを経由してネットに接続している環境での接続設定の例です。
このような場合は,IPアドレス,デフォルトゲートウェイ,DNSを設定しなければネットにつながりません。これらの設定情報は,あなたの接続環境のネットワーク管理者へ尋ねましょう。
わからない場合は,近傍のWindows PCから設定情報を調べます。
Windows PCのコントロールパネル→ネットワーク接続→ローカルエリア接続アイコンを右クリック→プロパティを開く。プロパティ画面の全般タブの「インターネットプロトコル(TCP/IP)」をクリックし,開いた画面のIPアドレス,サブネットマスク,デフォルトゲートウエイ,優先DNSなどの設定値を書き写します。
下図は近傍のWindowsPCの設定情報の例です。下図の青マルの値はあなたの接続環境によって異なります。

IPアドレス等の設定値

IPアドレス等の値が把握できたら,Ubuntu-PCのネット接続設定を開始します。
Ubuntuデスクトップ画面→メニュー「システム」→ネットワーク設定→優先タブ→eth0→編集ボタン→IPv4設定タブ→設定でも可能だが,再起動でリセットされるので次の方法で設定します。

(1) Ubuntuデスクトップ画面→メニュー「アプリケーション」→「端末」と開きます。
(2) 表れた画面の$プロントの右へ sudo gedit /etc/network/interfaces と打ち込みEnterキー。
(3) パスワードはPC起動時のものを入れてEnterキー。
(4) 表れた画面の中を次のように追加修正する。次のxxxは上記の環境の場合では102,zzzは123となります。

auto eth0
iface eth0 inet static
address 192.168.xxx.zzz
netmask 255.255.255.0
network 192.168.xxx.zzz
broadcast 192.168.xxx.255
gateway 192.168.xxx.1

誤りがないか確認し,「保存」をして打ち込み小画面を閉じます。

(5) DNS設定を行う。アプリケーション→「端末」と開き,
  sudo gedit /etc/resolv.conf と打ち込み(Passワードも入れて)開いた画面へ次を打ち込む。
  nameserver 192.168.xxx.1
 誤りがないか確認ののち保存して小画面を閉じます。

(6) ネットワークの再起動を行う。アプリケーション→「端末」と開き,
  sudo gedit /etc/init.d/networking restert

  少し待つと「OK」と表れる。小画面を閉じて,Ubuntu9.04を再起動する。
  立ち上がったら,デスクトップ画面のファイヤFoxでインターネット接続できるか確認して終了です。
  2005年製のdynabook Satellite T20 140C/5ですがサクサクと動きました。

LinuxはWindowsより少し手間がかかりますが,この程度の手間ですから楽しみながらLinuxを勉強したいと思います。
今ではお払い箱になりそうな旧型PCでもサクサク動くのでLinaxは楽しいですね。

前編「ハードエラーで起動しないPCをUbuntuで甦らす」は こちら
続編「続:ハードエラーで起動しないPCをLinux-Ubuntuで甦らす」は こちら

総目次へもどるは こちら

  1. 2012/04/25(水) 11:08:09|
  2. Linux
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

続:Hard Errorで起動しないPCをUbuntuで甦らす

続:ハードエラー(Hard Error)で起動しないPCをLinux-Ubuntuで甦らす   総目次はこちら
   古いDynabookへUbuntu9.04インストール 起動時間(ブラック画面)が長い
   セーフグラフィックモード起動後のモニター解像度の設定変更(古いDynabook)


前編からの続きです。…前編は こちら
前編では「STOP:c000021a Unknown Hard Error」となって起動できない原因と,故障PCからLinux-UbuntuのCDを使ってデータを救済するところまで書き,良品のHDDが入手できたらと締めくくりました。
HDDの中古品が入手できたので続編を再開します。

入手できたHDD(IDE 40GB)は良品とは言えませんが,取り外すまで動いていたという代物です。
早速に再フォーマットをして,故障中のノートPCへ取り付けました。ノートPCの仕様を再掲します。
 ・品名:Toshiba dynabook Satellite T20 140C/5(2005年製
 ・OS:Windows XP Professional
 ・CPU:Celeron M (1.40GHz
 ・RAM:PC2-3200 DDR2 SDRAM 256MB ×2枚
 ・HDD:40GB(Ultra ATA100)
 ・液晶画面:15型 XGA TFT 1,024×768
 ・Graphics Accelerator: Intel 910GML


交換した良品の?HDDへUbuntu9.04をインストールします。インストールは難しくなく,画面の案内に従って進めばOKです。
言語の選択は「日本」を,タイムゾーンは「Tokyo」を,キーボードの選択は「Japan」をと進みます。
ディスクの準備画面は,今回は再フォーマットしたHDDなので「ディスク全体を使用する」を選択しました。
アカウントの設定画面に名前などを入れて進みます。インストールが始まりました。良品?のHDDからカリカリとやや大きな音がするので気になりましたが,停止することなくインストールが終了しました。

インストールが終了したので,CDを取り出して,Ubuntu9.04をHDDから起動させます。
起動画面が表れたのですが,黒い画面(ブラックスクリーン)となって先へ進みません。HDDは良品でなかったのかな~と思いながらそのまま待っていたら(放置していたら)5~6分ほど経過してUbuntu9.04のデスクトップ画面が表示されました。デスクトップ画面を操作してみたら,全ての動作が非常に遅く変な状態です。
インストールの失敗なのかなと思い,インストールしなおしてみましたが同じ症状です。

暗礁に乗り上げた感じとなり,私と同じような症状に遭遇した書き込みはないかとネットを検索したら,ヒントになる記事がありました。
私が遭遇したブラック画面が長い症状は,DynabookのモニターのビデオチップセットとUbuntu9.04のものが合っていない時に発生する現象のようです(Intel 910 Graphics Acceleratortとの相性が悪いのかな?)。

このような症状が生じた場合は,インストール時に「F4キー」を押して「セーフグラフィックモード」を選択してインストールを実施すれば,起動時の黒い画面(ブラックスクリーン)が長い症状は発生しないとの記事がありました。
ubuntu起動画面F4キー
「セーフグラフィックモード」を選択してインストールしたら,短い時間で起動するようになりました。ですが,モニターの解像度が今一つです。
Ubuntu9.04のデスクトップ画面の「システム」→設定→ディスプレイと開くと解像度が800×600となっています。このPCの液晶モニターに合わせて1024×768に設定したくとも,解像度の選択に1024×768がありません。モニターの解像度が悪い原因はここが合っていない事が原因と思います。(セーフグラフィックモードとはWindowsのセーフモードのように起動に必要な機能のみでインストールする機能かな~と思います。)

では,どのようにして解像度を1024×768へ変更するか,再び,ネットで類似の書き込みがないか調べてみました。ネットの書き込みをみて,あれこれトライしましたが解決できないまま数日経過しました。数日後,Dynabook使用時のモニター設定方法の記事(次のURL)が見つかりました。
http://d.hatena.ne.jp/ike-dai/20090405
http://ti2.jugem.jp/?eid=733 
 
この記事を見て,dynabookのモニター設定とスクリーン設定をしました。
【設定方法】
(1) Ubuntu9.04デスクトップ画面→「アプリケーション」→「アクセサリ」→「端末」と開きます。
(2) $プロントの右へ sudo gedit /etc/X11/xorg.conf を入力し,Enterを押す。
(3) ログインする時のパスワードを入力します。
(4) xorg.confの内容が表示されたら,その中のSection"Monitor"とSection"Screen"の箇所を以下のように修正します。


Section "Monitor"
   Identifier      "Configured Monitor"
   Vendorname    "Generic LCD Display"
   Modelname     "LCD Panel 1024x768"
   Horizsync      31.5-48.0
EndSection

Section "Screen"
   Identifier      "Default Screen"
   Monitor       "Configured Monitor"
   Device        "Configured Video Device"
   DefaultDepth    24
   SubSection    "Display"
       Depth    24
       Modes    "1024x768" "800x600" "720x400" "640x480"
   EndSubSection
EndSection

以上の修正を確認し,「保存」をして画面を閉じます。
再起動して,デスクトップ画面の「システム」→設定→ディスプレイと開き,解像度で1024×768が選択できればOKです(1024×768が選択されて起動すると思います)。

起動途中で横に乱れた画面が一瞬でるので,どこか設定追加が必要かもしれませんが,このDynabookの解像度に合わせることができたので先ずは「よし」としました。

Ubuntu9.04を操作してみました。CPU:Celeron M 1.40GHzの性能ですが,WindowsXPよりもサクサク動きます(細部までは未確認です)。「ハードエラー(Hard Error)で起動しなかったPC」がLinux-Ubuntuで甦りました。

以上は Toshiba dynabook Satellite T20 140C/5 へUbuntu9.04を入れた場合の情報です。他のDynabookへUbuntu10等をインストールした場合の情報は次のURL「東芝Linux情報のページ(Linux Information for TOSHIBA PC)」が参考になるかもしれません。
東芝Linux情報のページ(Linux Information for TOSHIBA PC)」は こちら

次は Ubuntu9.04でよみがえったPCのインターネット接続設定です。
Ubuntu9.04のインターネット接続設定は こちら

前編「ハードエラーで起動しないPCをUbuntuで甦らす」は こちら

総目次へもどるは こちら

  1. 2012/04/24(火) 13:48:12|
  2. Linux
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ハードエラーで起動しないPCをUbuntuで甦らす

ハードエラー(Hard Error)で起動しないPCをLinux-Ubuntuで甦らす    総目次はこちら

知人から「ノートPCが起動しなくなった。購入店へ尋ねたら高額の修理費がかかるし性能も低いと言われたので,新しいPCを購入した。古いPCからデータが取り出せないか」と故障したノートPCが送られてきました。
届いたノートPCは次の仕様で,今では古い機種でした。
  ・品名:Toshiba dynabook Satellite T20 140C/5(2005年製
  ・OS:Windows XP Professional
  ・CPU:Celeron M (1.40GHz
  ・RAM:PC2-3200 DDR2 SDRAM 256MB 1枚
  ・HDD:40GB(Ultra ATA100)


HDDの中からデータだけでも取り出せてあげたらと思い電源を入れてみました。
メーカーのロゴ(Toshiba dynabook)の表示に続いて,短時間の黒ブラック画面のあと,Windows ロゴ画面 まで進んでしばらくすると画面左上に「STOP:c000021a Unknown Hard Error」と文字が表れ,動作が停止しました。
Windows ロゴ画面 まで進むのであればセフティモードで起動できるのではと希望を持ちました。
(蛇足:セフティモードで起動は,Windows XP のロゴが表示される前の黒画面の時に「F8 キー」を押し,選択画面を矢印キーで、[セーフ モード] にカーソルをあわせて Enter キーを押す)

セフティモードで起動できたらデータの救出が簡単だったのですが,今回は残念ながらセフティモードでも「STOP: c000021a Unknown Hard Error」となりました。こうなると症状は重いと考えねばなりませんが,BIOSが動き,「F8 キー」でセフティモード選択画面まで進むのであればPCのマザーボードは故障していないのではと考えました。

この状態で,故障したPCからデータを取り出す方法としては,一般的にはHDDを取出して,別のPCのUSBポートへSATA/IDE-USB変換アダプタを使用して接続し,当該のHDD認識できたら,その中からデータを救出します。

今回はUbuntu9.04のCDで故障PCが起動できないかトライしました。UbuntuはOSをHDDへインストールしなくてもCDのみでPCを動かすことができるのです。
Ubuntuは無料のOS:リナックス(Linux)の1種で,優れた性能のOSです。Ubuntu9.04のCDは2009年の週刊アスキー別冊の付録のものを使用しましたが,ネットからダウンロードできます。

RAMを256MB×2枚にしてUbuntuのCDで起動を試みました(CD起動なので速度は遅いものの,故障PCが起動し,デスクトップにHDDのフォルダーが表示されました)。
ubuntu起動画面2
HDDから大部分のデーターを外付けHDDへコピーして取り出せましたが,一部のデータは取出し途中にコピー動作が停止する状態が生じ,結果的に全データを取り出すことができませんでした。(なぜ途中からデータが読み出せないのか…故障PCのHDDにセクター不良が生じているのではと思いました。蛇足:セクター不良とはHDDの記録面の故障で,その部分は読み出し書き込みもできません。)

ここまでで「このPCの場合,STOP:c000021a Unknown Hard Errorの原因はHDDの故障ではないか? HDDの中のWindows OSの重要な部分が記憶されているセクターが不良で読み出せない=OSがRAMへ読み出せない=Windowsが起動できないのではないか?」と考えました。

このHDDを他のPCで再フォーマットしてノートPCへ戻し,HDDへUbuntu9.04をCDからインストールしてみました。インストール途中でストップする症状が表れました。
明らかにHDDの不良と思われます。IDEのHDDの正常品を入手してから次へ進むことにしました。

ここまでのポイントは「UbuntuのCDを手元に1枚おいておくと,Hard Errorで起動できないPCからデータを救出するツールとして利用できる」と言うことです。

HDDを入手できたら「続:ハードエラーで起動しないPCをLinux-Ubuntuで甦らす」へ進みます。(今どきIDEの良品HDDが手に入るかな~)

「続:ハードエラーで起動しないPCをLinux-Ubuntuで甦らす」は こちら

総目次へもどるは こちら

  1. 2012/04/23(月) 17:39:39|
  2. Linux
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0