皆空の中で...

Windows10 システムの復元の手順

Windows10での システムの復元の手順
                           全体目次へもどるは ⇒ こちら

システムの復元とは,復元ポイントの作られた日の状態へシステムを戻す(復元)することです。
復元ポイントはWindows Updateなどが行われた時などに自動的に作られます。
毎日使用しているPCでは,復元ポイントは一か月に1~3回作られます。
     (作業前に手動で作っておくことも可能です)

復元ポイントへシステムを戻すと,その日から今日までの間にシステムの変更は無かったことになります。
例えば,「酔っぱらって失敗した時,その前日へ戻ってお酒を飲まなかったことにする」
と言ったことができるのです。Windowsはこれができるのです。
(その間に自分で作成したファイルは消えません。PCの時計も狂いません。)

【システムの復元の手順】
(1)スタートマークの右のコルタナをクリックし,へ「システムの復元」と打ち込む。
     001 コルタナ打込む


(2)表示画面の中にブルー背景に「復元ポイントの作成」の文字がでたら文字をクリックする。
     002 復元ポイントの作成をクリック



(3)現れた画面の「システムの復元(S)」をクリックする(赤矢印)
     (Cドライブが有効になっていないと復元ポイントはできていません)
     003_システムの復元をクリック


(4)「システムファイルと設定の復元」画面は「次へ」で進めます。
     004_システムの復元を起動



(5)「選択したイベントの前の状態にコンピュータを復元します」画面の枠の中に
  直近に復元ポイントを作成した日付と時刻が表示されている。
       007.jpg



(6)今回は先月の12月へ戻したいため画面の左下部の「他の復元ポイントを表示する」
  の左枠(赤丸)にチェックをする。 2017年12月の復元ポイントが表示される。
  今回は2017年12月26日の復元ポイントをマウスで選択し、「次へ」で進める。
     009.jpg


(7)「復元ポイントの確認」画面は日付と時刻を再確認して「完了」で進める。
     011.jpg


(8) 次の画面の「ハイ」をクリックでシステムの復元動作が始まる。
     010_.png


(9) 復元動作が始まると何もしないで終了まで待つ。
     011.png

     windows-10-system-restore-15.png


以上で終了です。

【余談】
Windows Updadeは急いで行う必要はありません。
1~3か月遅れで実施しても問題はほとんどありません。
むしろ,WindowsUpdate更新後の評判を調べてから実行するのがベターかもしれませんよ。

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  1. 2018/01/11(木) 22:30:14|
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現在サービスが実行されていないため、windows Updateで更新プログラムを確認できません

Windows7 Windows Update 更新プログラムを確認できない 修復手順
    2017年12月 Windows7 Windowsアップデートで更新プログラムの確認ができない症状
    Windows Update の機能の不具合を「Windows Updateで問題を解決する」で修復する方法


2017年12月,Windows7 Windows Updateで「更新プログラムの確認(C)」ボタンをクリックしたら,
現在サービスが実行されていないため、windows Updateで更新プログラムを確認できません。
このコンピュータの再起動が必要な可能性があります。

と表示されました(下図)。
      【後日追記】:
        この症状は2017年11月15日から12月3日頃までの間に公開されていたKB4048957を
        手動によるWindows Updateを実行したPCで発生した模様。12月13日の自動Update
        まで何もしなかったPCでは起きていない。・・・・・・追記終わり


再起動しても状態は改善されません。
  01_トラブル画面2
      Windows Update Agent (Windows Update Client)に不具合が起きているのかも?


いろいろトライしてみた結果、次の手順で解決できることがわかりました。

手順: コントロールパネルシステムとセキュリティアクションセンターと開き,
     トラブルシューティングを開きます(下図の赤枠)

  アクションセンター



下図の画面が開いたら 「 windows updateで問題を解決する(下図の赤枠)をクリックします。
   中略図


次の画面は「次へ」で進めます。
   04_画面




次の画面が開始したら何もしないで数分待ちます。
(この画面が現れない場合は,管理者で実行してみてください)
   05_画面




次の画面は「Windows Updateを開く」を操作してもOKですが、そのまま「次へ」をクリックでもOKです。
   06_画面

「次へ」で開いた画面は何もしないで閉じてOKです。


PCを再起動させて、Windows Updateを起動させてみます。
次の画面のように、これまでのような画面となっていれば終了です・
   3_なおりました

【あとがき】
以上の手順で修復できることを数台のパソコンで確認しました。
なにが原因でトラブルが発生したのかは明確ではありませんが,複数のパソコンで同時に起きていました。
一方で,何もおきていない端末も多くありました。
2017年11月15日以降12月3日頃までの期間に手動でWindows Updateを起動させ,更新プログラムを
インストールしたPC端末で,Windows Update Agent (Windows Update Client)に不具合が生じ、
このような症状が生じたのかも知れません。
逆に言うと,
11月15日の自動によるWindows Update以降、12月5日頃までUpdateを起動させなかったPC端末では
今回のような症状は見られません。
12月5日を過ぎてからUpdateを起動しても11月下旬に公開した更新プログラムは見つからなくなっています。
取り下げたのかも知れません。
12月中旬の定期Windows Updateの中で、今回の症状の修正パッチが配信され問題は解消されるのでは
と思います。

【追記 2017/12/13】
2017年12月13日に配信された「 Windows 7 向けセキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4054518)」で
今回の問題は解消された感じです。


2017年12月11日

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  1. 2017/12/11(月) 15:20:21|
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Dynabook T772W6HP ヒンジ故障の修理

Dynabook Satellite T772W6HP ヒンジ故障の修理

                    全体目次へもどるは ⇒ こちら

Dynabook Satellite T772シリーズは2013年発売のCore i7,メモリ8GB,大型ディスプレイのノートPCです。
まだまだ使用できるスペックなのにディスプレイを支えるヒンジがグラグラとなっていました。
               (ヒンジ故障を防ぐ方法は文末をお読みください)
以下はヒンジ部の修理の記録です。

下の写真がDynabook Satellite T772W6HPです。
          (写真はクリックで拡大します)
  1_Dynabook Satellite T772W6HP2

下は裏面のラベルです。 (写真はクリックで拡大します)
     2_T772Wシール

下はヒンジ機構が壊れている左側側面の写真です。
ヒンジ金具で上側パネルが浮き上がっています。
                    (写真はクリックで拡大します)
   3_ヒンジが壊れて

下はうしろ側から見た写真です。
ヒンジのスプリング機構がはずれて見えています。
            (写真はクリックで拡大します)
   4_ヒンジ部が浮いている


修理を始めます。次の写真は修理用の道具です。
ドリルは筐体への穴あけ時に使用します。
4修理道具です



裏側のビスをすべて取り外します。
黄色丸はVDVドライブを抜いたら見えるビスの位置です。
バッテリーも取り外します。 (写真はクリックで拡大します)
  5_裏面のビスを取る2


次はキーボードの外し方です。
キーボードは一周にある小さな爪で上パネルに固定されています。
ビスも接着剤も使用していません。
下の写真のように薄い金属板を差込み.丁寧に爪を外します。
(小型のマイナスドライバを使用する場合は,少しずつ爪をはずします)。
           (写真はクリックで拡大します)
   6_キーボードを外す1

下は,左から右へ少しずつ爪を外している写真です。
           (写真はクリックで拡大します)
   7_キーボードを外す2

キーボードが外れると,右下に上パネルをマザーボードへ締めつけているビスが見えます。
このビスを抜かないと上パネルは外せません。
     8_隠しビス

キーボードからのフレキシブルフラットケーブル(FFC)はコネクターの固定部を矢印方向へ動かすことで簡単に抜けます
赤丸のビスも外します。
   9_キーボードの下のビスとコネクタ

下のフラットケーブルはコネクター部の樹脂を「上へ起す」ことでゆるみます。
   11_コネクター

下のコネクタ部はコネクタを抜くことで抜けますが,配線を引っ張って抜いてはいけません。
  12_コネクタ2 13_コネクタ32


下は上パネルが外れた写真です。
左上のヒンジ部分が壊れてスピーカーまで外れています。
           (写真はクリックで拡大します)
 14_上パネルがとれた

下は壊れている左側のヒンジ部です。
ヒンジのビスを固定する側の樹脂がすべて壊れています。
スピーカを固定していた樹脂まで壊れています。 (写真はクリックで拡大します)
   15_左側ヒンジ部

下は、壊れていない右側のヒンジ部です。見比べてみてください。
           (写真はクリックで拡大します)
   16_右側ヒンジ部

下は,壊れている左側の拡大写真です。
写真の白い線は金具と締め付け穴の関係を示したものです。
締め付けビスを受け止めるナット側の樹脂が壊れて無くなっています。
白矢印の金具は途中でちぎれています。
           (写真はクリックで拡大します)
   17_左側ヒンジ拡大


次の写真は筐体の裏側から3mmΦのビスを差込みヒンジ金具をナットで締めた状態です。
写真を撮るのを忘れましたが,筐体にはドリルで3mmΦの穴をあけます。
(赤矢印は2.6mmΦの穴にします)
5本のビスは全て筐体の裏側から差し込みます。
                     (写真はクリックで拡大します)
   18_新しいビスで締める2

ヒンジ金具の受け側の樹脂が無くなった分の厚みを継ぎ足すため,下の写真の白矢印のように
高さを調整するためのナットをかませます(ワッシャーを数枚重ねる方法もあります)。
                     (写真はクリックで拡大します)
   19_ナットで高さを調整する2


下は横から見た写真です。 ヒンジの高さが低いと下のようになりません。
     24_閉まりました


下は右側のヒンジ金具も新しいビスとナットで固定した写真です(予防保全です)。
ビスがナットより高くでると上パネルにあたるのでビスは適正な長さに切って使用します。
                     (写真はクリックで拡大します)
   20_右側も新しいビスとナットで


下は底面側からの写真です。
ヒンジ金具を締め付けるビスは左から5個です。
ビスはワッシャーを使用して面積を広く,強度を高めます。
1つだけナットがありますが,これは上パネル側からのビスを締めたナットです。
           (写真はクリックで拡大します)
   21_裏側から見ると

下は右側ヒンジの裏側です。予防保全で取り替えたビスの頭が見えます。
           (写真はクリックで拡大します)
22_右側のヒンジの裏側


下は,上パネル取り付けて,上パネルを締めた状態です。
このビスは2mmΦ,長さ20mmで良いですが,手元にあった3mmΦを使用しました。
           (写真はクリックで拡大します)
   23_ 上側から見ると


以上で作業は終了です。
裏面側にビスの頭が出た状態では,机にキズがつく場合があるため,左右のヒンジ部の底に
「消しゴム」を敷いてノートPCを使用します(高さ1cmほどのペットボトルのフタでもOK)。
これにより,パソコン底へ空気が入りやすくなり放熱も良くなります。


ノートPCを長く使うためのポイント
 (1) ヒンジを動かす回数を減らす⇒持ち運ばない時はディスプレイを開いたままにする。
      (私はシャットダウン後も開いたままにしています)

 (2) ディスプレイを閉じる時は,PCの電源LEDの消灯を確認してからゆっくりと閉じる。


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  1. 2017/11/27(月) 15:31:39|
  2. パソコン Windows
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Dynabook TXシリーズ 起動中に停止 プロードライザ取替

Dynabook TXシリーズ ノートパソコンが起動中に停止 プロードライザを高分子コンデンサへ交換
     東芝Dynabook ACアダプターを使用すると起動途中で電源が落ちる 再起動を繰り返す

                        全体目次へもどるは ⇒ こちら

ノートPC Dynabook で発生した症状
 ・パソコン起動中に突然停止する,電源が落ちる。
 ・ようこその画面が表示される途中でパソコンが停止する,電源が落ちる。
 ・その後,再起動が始まるが,再び同じ状態となり,これをくり返す。
 ・バッテリーで起動させると正常に起動するが,電源アダプターのプラグを挿入すると
  パソコンが停止する,電源が落ちる。

機種は Toshiba Dynabook TX/64 ですが, Toshiba Dynabook AX,TXシリーズや,
同年代に製造されたDynabookで多発している症状です。
この Dynabook TX/64HS は Intel Core2 Duo P8600, 2.40 GHz, RAM:4GB
OSは Vista ,年数は経っていますが比較的きれいなノートPCです。

電源アダプター使用で起動させると途中で停止するが,バッテリー使用なら正常に起動
するため,電源アダプター不良と考えそうですが、Core2 CPUと背中合わせに取り付け
られている部品プロードライザーの劣化です。

プロードライザーは Core CPUの給電ライン1.2Vに残留しているノイズを吸収するコンデンサーです。
効果をあげるためにCPUに最も近い位置に取り付けられますが,逆にCPUの熱が伝わる位置なので
熱でコンデンサーが劣化し,ノイズ吸収性能が低下したと考えます。
ノイズ吸収できないと,ノイズでCPUが正常動作しなくなり,PCが突然停止となったのでしょう。

下図はCPU給電ラインとプロードライザの関係を簡単な図にしたものです。プロードライザは
給電ラインに重畳して到来するノイズ吸収とでデカップリングの役目を果たしていると考えます。
     イメージ回路図01

プロードライザの配置は下図のように基板をはさんだCPUの裏側です。
CPUから近く配置することで周波数の高いノイズまで吸収できますが,CPUからの熱も
伝わりやすい状態となります。
     プロードライザの配置01

バッテリー使用での起動では問題ないが,
電源アダプター使用すると問題が起きるのは何故か

19vの電源アダプターからバッテリー充電電圧やマザーボード動作電圧へ変換する
スイッチングレギュレータのノイズが Core2 CPU 給電ライン(1.2v)へ大きな残留
ノイズとして伝わるためと考えます。

バッテリー(10.8V)で動作させた場合も,+5v,+3.3V,+1.2Vなどへ変換する
スイッチングレギュレータが働いていますが,CPU Core給電ラインへ伝わる残留ノイズの
レベルが19Vからの時より小さいため,CPUの動作異常に至らないのではと考えます。
(電源アダプタ19Vからの時は,PC動作電流のみでなく、バッテリー充電も必要なので,
19v入力のスイッチチングレギュレータに大きなスイッチング電流が流れます。
そのスイッチングによってバッテリ駆動の場合より大きな残留ノイズが生じます)

CPUのドライバーを Intel Processor へ変更すると,正常に起動するようになる事例も
あるようなのでバッテリー動作で,デバイスマネージャでCPUドライバーを変えてみました。
変更直後は正常に起動しましたが,数回起動試験をしたところ,再び,起動不良の症状と
なりました。

そもそも原因は,プロードライザの物理的な劣化なので,CPUドライバーを変えたことで
完全に直るとは言えないでしょう。
CPUのドライバーを古いXP時代のものに変更すると発生しなくなるかも知れませんが,
搭載されているCPUの性能が引き出せないでしょう。
(Ultimate boot CDで起動させた場合,バッテリー使用でもPC停止は起きませんでした)
----------------------------------------------------------
【ここからが修理手順です】
以下はCPUやヒートシンクなどを取外さないで行う方法です。

底面のビスをすべて取り外します。 (ハードディスクなども取り外します)
ビスはB6とF4があります(どこがF4だったか覚えておきましょう)。
下図の赤丸はバッテリを抜いた内部のビスの位置を示します。
          (写真はクリックで拡大します)
    2_裏側のビスをとる2


次にキーボードを取り外します。
下の赤矢印へ小型マイナスドライバーを差込み,横長のカバーをはずします。
           (写真はクリックで拡大します)
     3_キーボードを外す


カバー(黄色矢印)を外すと,キーボードを止めているビス(赤矢印)が見えるのでビスを取り外します。
           (写真はクリックで拡大します)
     キーボードのネジ


キーボードのフラットケーブルはコネクタ側の赤矢印部を白矢印方向へ動かせば抜けます。
           (写真はクリックで拡大します)
     キーボードのフラットケーブル


下の赤矢印の下にプロードライザがあります。
上面の白パネルをマザーボードへ締めているビスを外して,白パネルをはがします。
白パネルは,下側の黒筐体との境に小さなマイナスドライバー挿しこみ少しずつ爪を外して外します。
タッチパネルからのケーブルは抜かないまま,白パネルをディスプレイ側にあげて作業をしてもOKです。
           (写真はクリックで拡大します)
     4_キーボードが外れた



下の中央の黒い部品がプロードライザです(NEC/TOKINの文字が見えます)。
プロードライザの裏側がCPUです。CPUやヒートシンクは取り外さないまま作業をします。
           (写真はクリックで拡大します)
     5_プロードライザ


ハンダリフローで溶かして外すのが基本でしょうが,今回はカッターで切り取ります。
作業前にカッターをPCの金属部に接触させ,人体とPC基板を同電位にします(静電気防止)。
     ☆後日追記:文末にカッターを使用しない簡単な手法を追記しました。
           (写真はクリックで拡大します)
     6_プロードライザ切り取る


下はプロードライザのケースが外れ,内部が見えました。
この内部の白い部分(コンデンサ)もカッターで切り取ります。
切り取りゴミはセロハンテープなどに貼り付けて取ります(金属ゴミはきれいに取る)。
           (写真はクリックで拡大します)
     7_カバーを切り取った


下はコンデンサの底の金属板が残った写真です。
マイナスとマイナスの間の金属板は取り外さなくてOKです。
           (写真はクリックで拡大します)
     取り外した後2



下は,導電性高分子アルミ電解コンデンサー330μF 6.5Vを4個取り付けた写真です。
上の写真へ書き込みましたが左右の外側が+,中央がマイナスです。
           (写真はクリックで拡大します)
     8_新コンデンサ

下は村田製作所製の導電性高分子アルミ電解コンデンサ(ECAS D90J337M009K00)の形状です。
下図のように,あらかじめ端子にハンダをつけておくと容易に基板へハンダ付けできます。
半田ごては,セラミック形15Wが良いですが,今回は旧タイプの40Wで取り付けたので仕上がりが汚いです。
           (写真はクリックで拡大します)
     高分子コンデンサー

CPUの Core給電ラインは1.2vなので,コンデンサは耐圧4Vの330μF4V(ECASD90G337M008K00),
同470μF2V(ECASD60D477M006K00)でも良かったのですが,当日,店の棚に4Vのものが
なかったので耐圧6.5vを購入しました。
下図は「秋月電子」のページから抜粋です。秋月電子の通販で購入できます。
     高分子コンデンサー3種類2


高分子タンタル電解コンデンサーと比較すると,ECASシリーズの高分子アルミ電解コンデンサが
ESR特性で優れているようです。
     10_性能比較

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【後日記】・・・更に手抜きの方法
プロードライザをカッターで切り取る作業は少しめんどうです。
後から気がついたのですが,切り取らず残したまま,プロードライザの足に高分子コンデンサーを
並列に取り付けても効果が期待できるはずです。
下図はそのイメージ図です。
  先ず,プロードライザの上下に見えているマイナス金具に銅線をハンダ付けします(4箇所の①)。
  写真では説明上,白線となっていますが,LANケーブルの銅線でも良いでしょう。
      (銅線は長めが作業が楽です・・・銅線は最後に切り落とします)

  次いで,②部分の塗料を小型ドライバではがして銅線をハンダ付けします(4箇所の②)。
  高分子アルミ電解コンデンサを下図③部で銅線にハンダ付けします(8箇所の③)。
  長い銅線を黄色線の部分で切り落とします。
  取り付けた高分子コンデンサーの端子が周辺の金属に触らぬように銅線を折り曲げます。
           (写真はクリックで拡大します)
  5005.jpg

取り付ける高分子コンデンサは330μF/4V,または470μF 2Vでも良いでしょう。
4つの高分子コンデンサと並列に0.1μF/50v程度のセラミックコンデンサを取り付けると
高い周波数のノイズも吸収してくれるでしょう。

この方法はDynabookを返送した後に気が付いた手法なので実際に実行していません。
この方法はカッター切り取り作業がないので楽です。
次回,Dynabookがやってきたらこの手法でやってみます。




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  1. 2017/11/09(木) 15:15:34|
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Lenovo G570 ヒンジ故障を自分で修理

ノートパソコン Lenovo G570のヒンジ故障修理

                        全体目次へもどるは ⇒ こちら

ノートパソコンは「持ち運べる・自由な場所で使える」利便さを得た一方で,
折りたたみ機構ヒンジ部の不具合が発生する欠点が生まれました。
この機構設計について「OSソフトや基板設計ほどしっかりと検討されておらず,
更に,機構部の耐久試験が十分に実施されていないのでは」と見えるノートPCがあります。
Lenovo G570でヒンジの故障が多いのは機構部への力の入れ方が不足していた結果でしょう。
(図面に書けないノウハウが若い設計者へ伝わっていないのかも)

次の写真は,ヒンジ部分がスムースに動かなくなった Lenovo G570です。
ヒンジ不良が無ければまだまだ使える性能のPCです。
          主な仕様
      型名:Lenovo G570 4334
      OS:WindowsR 7 Home Premium (SP1) 64ビット
      CPU:インテルR Core i5-2450M プロセッサー
      RAM:4GB(4GB×1)(PC3-10600 DDR3 SDRAM) /Max 8GB
      HDD:750GB(5400rpm) (シリアルATA/2.5 インチ)
      電源:20V 3,25A  製造:2012年4月15日


     a000_G570.jpg

メーカーの修理サービスやPC修理店へ依頼すると修理技術者の給与+管理費
相当の修理代が請求されると考えられるので,自分でチャレンジしてみましょう。
次の写真は修理に用いる工具です。
     a001.jpg


次はG570の底面です。矢印部分のネジを外します。
画面中央の下向き矢印部のネジを抜くとDVDトレイを引き出すことができます。
     a002_裏面のビスを外す


次はDVDトレイ,HDD,冷却ファンを取り外した状態です。
左の赤矢印のネジも外します。
     a003‗


次はキーボードの取り外しです。小さなマイナスドライバを写真の部分へ差し込み
キーボードの浮かせるように爪を外します。
     a004‗キーボードを外す


次はキーボードからのフラットケーブルを外します。
写真の黒い樹脂をユックリと手前におこします(写真は手前におこした状態です)。
     a005_フラットケーブルを外す


次のフラットケーブルは矢印の水色部分を手でもってユックリと引き抜きます。
    a006_ケーブルを抜く  a007ケーブルを抜く2


次の写真の矢印部にシールで隠された「隠しネジ」があります。
これを外さないと上部パネルがとれません。
     a007b.jpg



次は上部パネルがとれた状態です。写真上部の赤矢印部がヒンジの取付部分です。
左右とも本体から外れて浮き上がっていました。
     a008_.jpg



次は左側ヒンジ部の拡大写真です。
写真の「A」のビスは「a」へねじ込まれているべきですが,「a」のネジ山がバカになってビスが外れています。
「b」「c」のビスは「B」「C」へねじ込まれているべきですが,「B」「C」側の樹脂が壊れています。
     a009b_.jpg

上の写真の「A」の古いタッピングビスを抜いて,新しい3mmφ長さ20~25mmのナットを
ヒンジ金具穴「a」を通して「A]の穴に差し込み,筐体裏側でナットを取付し、ビスを締めます。

「C]の樹脂穴へ内側からドリルで2mmφの穴をあけます。
開いた穴は,筐体裏側から3mmφのドリル刃で拡大します。
「C」へ筐体裏側から3mmφ長さ20mmのナットを差し込み,ヒンジ金具穴「c」を通してビスで締めます。
 (ヒンジ金具の古いビスは取り外します)

次の写真の赤丸部「A」「c」は,新しいナット取り付けた金具を固定した状態です。
左側の赤丸部は,下からビスを入れて金具をナットで締めるとナットの高さが上側パネルにあたります。
     a010.jpg


次の写真は筐体裏側から見たものです。左側は内部側がビスの頭になっています。
本来は,金具の穴3つとも新しいビスとナットで締めたいのですが,写真のように
裏側が取外しパネルの境目となるため,今回は取りやめました。
   (強度的には3つとも新しいビスとナットで締めたほうがベター)
     a013.jpg


次は右側のヒンジ部です。左側と同様にすべてのビスが外れて金具が浮きあがっています。
本来は f はFへ, gはGへ, hはHへ締め付けられた状態でないといけません。
     a015b.jpg


左側のヒンジと同様にドリルで穴をあけて,新しいビスとナットで締めつけました。
次の写真の赤丸は新しいビスでヒンジ金具を締め付けた部分です。
(金具中のプラスネジも新しいビスに交換すると良いのですが,筐体裏側
のゴム足の取り外しとなるで取りやめました)
     a016.jpg



次の写真は筐体裏側から見た状態です。
     a017.jpg



ドリル作業中の写真が撮れませんでした。
ヒンジが外れてグラグラになったディスプレイとパソコン本体を支えながらドリルで
穴をあけている写真を撮るのは独り作業では大変です(助手が欲しいですね)。

次は「こんな感じでドリルで穴をあた」という写真です。
(筐体樹脂への穴あけなので指で回すドリルでもできます)
     a019.jpg


次の写真は修理を終えたヒンジ部を横からみたものです。
右の写真を拡大するとビスが下向きに出ていますが,これは,手持ちの長めのビスを
使用したためです(左の写真は丁度の長さのビスを使用)。
     a014.jpg a018.jpg


次は組立後の Lenovo G570 です。
ついでにWindows10へアップしようかと考えましたが,戸惑うかもしれないので先送りしました。

     a020修理終了OK


組立終了後,安定して動作することを確認します。
sfcコマンドでWindowsシステムのチェックをして完了としました。
  sfcコマンドでのチェック・修復方法は 前ページ ⇒ こちら 
  Windows10の場合の sfcコマンドの使い方は ⇒ こちら


ノートPCを長く使用するためのポイント
 (1) ヒンジを動かす回数を減らす⇒持ち運ばない時はディスプレイを開いたままにする。
      (私はシャットダウン後も開いたままにしています)

 (2) ディスプレイを閉じる時は,PCの電源LEDの消灯を確認してからゆっくりと閉じる。




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  1. 2017/10/09(月) 09:00:58|
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